秋田遠征始末記 その① [鉄道&旅のいろいろ]
<とりあえずは秋田の名物など>
祝・甲府サポ初めての秋田遠征ヽ(´▽`)/
……とは言いつつも、実は昨年夏に青春18きっぷの乗り鉄旅で通過していたりするので、私的には1年4ヶ月ぶりの秋田です。
秋田と言ったらご当地の地酒でいぶりがっこ(秋田の大根のお漬物)をやっつけるのがもう大好きで大好きで、昨年ブラウブリッツ秋田さんがJ2昇格を決めた時点で
「来年は秋田で地酒×いぶりがっこだぁ!」
ともう既にわくわくが止まらなかったというね。
まぁ、元々サッカーがなくても時間があれば普通列車乗り継いでふらっと秋田まで行ってしまうような人間ではありますけれども、他にはっきりとした目的というか口実があると更にテンション上がりますよね(≧∇≦) え、私だけ!?
で、もちろん試合前日入りですよ。
JR東日本・えきねっとの「お先にトクだ値スペシャル」でビシッと予約した3年ぶりの秋田新幹線、赤いこまちちゃん。新幹線半額は本当に破壊力半端ないですわ。
11/20(土)15時過ぎに秋田到着、駅前のお宿にチェックインして、そのまま近くの秋田市民市場までお散歩。
夕方なのでさすがにお刺身関係類は皆無でしたが、早い時間(朝5時から営業!)に行けばご飯の上にネタをのっけて自分好みの海鮮丼が作れる「のっけ丼」もやっているそうですよ。時間が合えば挑戦してみたかったですねぇ。でもここへ来た目的はお刺身でものっけ丼でもなかったので、なおも場内をぐるぐる。
程なくして探しものみぃつけた!
「何か探してるの?」
「ハタハタ寿司をいただきたいんですけど」
「大きいのしかないんだけど、これでもいいかな」
出されたお品物は本当に大きなパックに入っていて、多少凍っているのを差し引いてもずっしりと相当な重さ。これ、ひとりで2日で食べ切れる?
ちょっと……いやかなり悩みました。
が、「ハタハタ寿司を食べたい!」という気持ちの方が勝った。
お買い上げ、ありがとうございます。
〈秋田市民市場〉
秋田名物のお魚、ハタハタ。
寿司とは言っても酢飯にネタをのっける物ではなくて、魚を野菜などと一緒に麹に漬けて発酵させた「なれずし」の一種で、こちらも間違いなくお酒に合わないはずがない。
駅前のスーパーでお酒といぶりがっことクリームチーズも購入しまして、さぁ、今年は全く関係なくなってしまったけれど、一応日本シリーズ観ながら飲むぞー! とお宿の部屋へ戻ったところへ「ケータイ国盗り合戦」絡みのお友達でもあるTwitterのフォロワーさんから一報「今夜は稲庭うどんかなー?」
稲庭うどん
はい、確かにこちらも秋田の名物ですね。私も気になってはいましたが、優先順位は正直そんなに高くないのよ、今回。それにもうお宿の部屋で落ち着いちゃって今更お外へ改めて食べに行くとか、そんな「ずく」はもうないよ? ていうか、このまま大人しく私にこのハタハタ寿司といぶりがっこを食べさせてくれないかなぁ?
でも一度気になってしまうともうダメですね。私の中で稲庭うどんの順位が少し上がってしまいました。そう言えば泊まったお宿の1階がちょっとした居酒屋になっていて、稲庭うどんもメニューにあったような……。お酒とハタハタ寿司とクリームチーズを部屋の冷蔵庫へ突っ込んで、エレベーターで1階へ。
見事に流されました。
うどんと聞くと豪快なイメージ(個人的感想)ですが、この稲庭うどんは本当につやつやで繊細で上品で、まるでお姫様みたい。口の中で歯を入れる事さえ恐れ多いような……あ、だからあまり噛まずにつるん、としたのどごしを楽しむおうどんなのね(勝手に納得)。あー、何だか心が洗われるわー。
改めまして、メインイベント突入でございます。
もう予想通りハタハタ寿司もいぶりがっこチーズ(別名「酒飲みのマリトッツォ」)もお酒に合いすぎー。幸せだー!
しかししばらくして移動の疲れもあったのかあえなく撃沈。はっと気付いたらテレビでは「オリックス逆転サヨナラ勝ち~!」とか、あれ、確か5回まで両方無得点だったと思ったのに、いつ試合動いたの? (つまりその間の記憶がない訳ね) そして先程のフォロワーさんからまた新たな追加ミッションが発令されておりました。「新政No.6飲んで来てね」
……………………
1階のそのお店にあったよ、>新政No.6!
貴重なお酒だって猛プッシュしてたよ!
分かっていたらうどんと一緒に頂いて来たのに、もっと早く言ってくれって!
さすがにもうその晩はミッション遂行する訳にはいかなかったので、翌晩へと持ち越し(同じお宿に連泊していました)。新政No.6をしめサバと一緒に堪能して会計でお店のお姉さん「こちらのホテルにお泊まり……あ、昨日も聞きましたね」顔覚えていてくれてありがとう、お姉さん。ちなみにホテル宿泊者はお会計5%引きです。
そして懸念されていたハタハタ寿司大パックも、この後無事に完食なったのでした。
(続きます)