千秋楽ですね [舞台観劇]
<「レ・ミゼラブル」 8/24 マチネ>
このジャベールの、ヴァルジャンやテナルディエなどの罪人・悪人に対する憎悪たるや、それは激しく凄まじいものでありました。テナルディエの首根っこをつかんで転がした時には、何もそこまでしなくても、とテナルディエに同情してしまったり。でも何か見ていて無性に哀しくなったというか……胸の内に広がるこの虚無感は一体何だろう?
石川ジャベール。多分この人も名前で「禅ジャベ」でいいのかな? 先日特別キャストでマリウスを聞いた時、このたくましさだったらきっとジャベールとしておもしろいだろうなぁ、と感じていたのですが、まさかここまで生身のジャベールを、そして彼の抱える苦悩と言うか闇の深さをまざまざと見せられることになろうとは思いもしませんでした。今回1回しか聴かなかったのが、今になって悔やまれます。
ガブローシュ少年が、撃たれる前にかき集めた銃弾の入ったかばんをバリケードの向こう側へ放り投げるシーンは、いつ見てもどきどきしてしまいますね。演じているのがやはり、実年齢に則した10歳そこそこの男の子なので、たまーにかばんがバリケードの人たちに届かなかったりすると、妙に寂しかったり。でもこの日の原田少年はすごかったですねぇ。バリケードの最上段ですからねぇ。ここまでかばんを投げ上げることの出来るガブローシュってなかなかいませんよ? さすが野球少年、そのあまりの見事さに思わず拍手をしてしまう所でした。しかもそのかばんを受け取ったのがどうやらアンジョルラスだったらしくて。岸アンジョ、かばんを手にしたまま、それは高々と掲げて叫びましたね。「立つのだ仲間よ 世界に自由を!」お、うまいことやったなー。でも問題だったのはその後で。最後の銃撃戦に向けてかばんが逆に邪魔になってしまったんですね。置き場所に困ってあっちへやったりこっちへやったり。場面的に不謹慎かと思いましたが、少しだけおたおたしている様が少しだけ愉快だったです。
ラストシーンでは、ヴァルジャンが運んできたろうそくの火がふっと消えてしまうというアクシデントもあって、どうなるの!? とあせってしまいましたが、ヴァルジャンの手の中にはまるで手品のように新たな火種が出現。こういう時のためにマッチとか用意してあるんですね。ほえ〜。しかし結局ろうそくは2本の内の1本にしか火が点かず、そのまま最後まで押し通すことになってしまいました。まぁろうそくに火なんか点いていなくても、舞台進行上特に問題はない訳ですけれども、ちょっとばたばたになってしまって残念でありましたかね。
全観劇予定終了 [舞台観劇]
6月から約3ヶ月続いたこの夏の「レ・ミゼラブル」の日々も
もうすぐ終わろうとしています。長かったような短かったような。
ひと足先に、本日私の「打ち止め」の公演が終わりました。
ひと公演でこんなに何回も通ったのは初めてだったので、色々と感慨深く
この日々が終わってしまうんだなぁ、と思うと無性に悲しくなってきて
舞台の内容に加え「これで終わりなんだぁ」と泣けてきました。
しかし今回の公演の最後の思い出が
ヴァルジャンとジャベール、ダブルでの投げキッスになるとはなぁ(苦笑)。
今日の舞台の詳しいレポートは、また週明けにでもゆっくり書かせていただきます。
さて今日は特にこの後の予定もないし、とっとと帰りますよ。
……身延線経由ですけど(核爆)。
◇◇◇フロンターレさんの地元より◇◇◇
8/18 トリプルヘッダー 第1R [舞台観劇]
<レ・ミゼラブル 8/18 マチネ>
2005年の春、ゴールデンウィーク中の公演を山口ヴァルジャンで見ました。
リトル・コゼットをめぐるテナルディエ夫妻との駆け引きの場面で
徳井テナルディエが「正直者の手相です」と
アドリブで手のひらをヴァルジャンに向かって差し出しました。
「お気持ちは立派です」と台詞が続くところですが、何を思ったか
山口ヴァルジャンまでアドリブでひと言はさみました。
「お猿さんのようにかわいい手ですね」
これはこれで確かにおもしろかったんですけど。
その瞬間、私の中で「ジャン・ヴァルジャン」という男のイメージが
がらがらと音を立てて崩れていくのを、はっきりと感じてしまいました。
声は本当にきれいです。嫌いじゃないです。
リトル・コゼットとの二重唱や「彼を帰して」のナンバー、ラストシーンなど
まるで天上の世界に導かれていくような美しさ・清らかさがあって
とても涙なしでは見られないのですけど
それでもなお、山口ヴァルジャンをちょっと苦手、と感じてしまう自分が
とても哀しいのです。
今回もやはりテナルディエがらみで
アドリブをはさめる例の箇所をクリアしてほっとしたのも束の間。
コゼットを買い受ける最後の500フラン札を三谷テナルディエの頭に
ちょこん、とのせてくれまして。
笑いました。おもしろかったです。でも頭を抱えました。
「ヴァルジャンとして」この行為はどうなんでしょう?
これも「ジャン・ヴァルジャン」のひとりとして受け止めてあげられるような
そんな心の広い人間になりたいなぁ、などど感じた昼下がりでありました。
ところで。
ジャベールの後ろ髪の先って、意外ときれいに巻いてあるんですね。
その優雅に揺れる「しっぽ」が妙に気になって、それこそ最後まで
岡ジャベールの背中を凝視することとなってしまいました。
……変ですかね? やっぱり?
通り名? [舞台観劇]
<レ・ミゼラブル 7/26 ソワレ>
橋本ヴァルジャン。
幕間に「さとしヴァルジャン」と呼んでいる人がおりまして。
そっか。
ファンと言うか、通の間では名前で呼ばれているんだね。
さとしヴァルジャン……さとバル?
すぐ略す。
でも別所ヴァルジャンだって「別バル」なのだから
これも、ありかな?
まぁ……難がなかった訳じゃないけど。
あの大胆で豪快な歌と演技が
おもしろかったね。わくわくしたね。
都合2回、楽しかった。とても。
次にもし機会があったら。
阿部ジャベールとの壮絶(だろう)叩き合いを
ぜひ見てみたいと存じます。
<おまけ>
本日アニ○イトにて「コードギアス」DVD第7巻の引取り。
何か妙にたくさんのお客さんにもまれながら、ふと思う。
もしここで
「夕べ(坂本)真綾ちゃんのエポニーヌ見て来たの!」
と宣言したら。
一体どれくらいの人が反応してくれるのかなー?
もちろん未遂ですわよん(核爆)。
昨日の第二目的地 [舞台観劇]
<「レ・ミゼラブル」 7/22 ソワレ>
マダム・テナルディエ役の森公美子さん、昨日お誕生日だったんだそうです。
と言うことで、カーテンコール、今井ヴァルジャン陣頭指揮の下
客席含めたみんなで「ハッピーバースディ」を歌って参りました。
本人もいたく感激のご様子でしたが
たまたまその場に居合わせて巻き込まれて
一緒にお祝いすることが出来たこちらもすごく嬉しかった。
いい想い出になりました。
しかし何度も観ていると、舞台の色々な所に意識が行ってしまって
あちらも、こちらも、と目移りしてしまうのが辛いところですね。
次は今度の木曜日、夜公演です。
帰りの電車に間に合うかどうか、非常に心配ですが……。
更に追加! [舞台観劇]
『レ・ミゼラブル』観劇予定、勢いに乗って更にもうひと公演追加。
7/26(木) ソワレ
どうしようかずーっと悩んでいたのですけど、聴かないで後悔するよりは
思い切って行ってしまった方がいいですものね。
という訳でマリウス&アンジョルラス、これにてコンプリートです(爆)。
平日の夜公演は帰りがちょっと問題ですけど
夕方2時間だけ時間休もらうだけでいいというのが魅力ですね。
追加! [舞台観劇]
今回の「レ・ミゼラブル」観劇のスケジュールを見ていて
気が付いたことがひとつ。
石川ジャベールの回がないんだよなぁ……。
確かに7月の20周年スペシャルキャスト公演で
久しぶりにマリウスを歌うのを聴きには行く訳ですが
せっかくならジャベールも! ということで
昨日帝国劇場の窓口でチケットを購入。
8/24(金) マチネ
初めてのB席ですけど
たまにはいいものですよね。
舞台終わって [舞台観劇]
@帝国劇場 [舞台観劇]
観劇1回目&2回目 [舞台観劇]
今回の「レ・ミゼラブル」。
自分でもよくわからないんですが、涙腺うるうるです。
今までこんなことはあまりなかったのに、なんででしょう?
プロローグでヴァルジャンが宿屋から叩き出されるシーンは
昔1度だけ観たことがあったので、「復活したのね」というのはわかりましたが
第2幕の短い序奏とか、ガブローシュの「弾ひろい」の場面の歌詞とか
初めて聴くような気がしたのですけど、これももしかして復刻版だったりして?
ロビーは20周年を祝う飾り付けでとっても華やか。
中でも出演者のみなさまが書かれた色紙がよいです。
その人となりの個性がふんだんに出ますね、こういうのは。
眺めているだけでもおもしろかったですよ。
別所ヴァルジャン。
今回2回ともカーテンコールで「ファンティーヌのお姫さま抱っこ」はありましたが
残念ながら回転はなし。
代わりにテナルディエの奥さま(阿知波さん)があのド派手な紫のドレスを翻して
見事にくるくる回ってくださいました。
9日は1階席だったのであまりよくわからなかったんですけど
11日は2階席からばっちり確認出来ましたよ。
こういう幸せな音楽体験をすると、しばらくそのメロディーが
頭の中をくるくる回ってなかなか離れない私ですが
今回は頭の中だけでは納まりきらず、何か全身が「レ・ミゼラブル」の音楽で
一杯に満たされているような、至福の恍惚感です。
ものすごく気持ちはいいのですが、浸りきってしまって
日常生活に支障をきたすのが難点……。
次回の観劇は6月20日(水)。個人的にお気に入りな今井ヴァルジャンで。
励みにがんばって仕事します(核爆)。
20周年 [舞台観劇]
開幕ですね [舞台観劇]
「レ・ミゼラブル」本日初日。
今頃は会場も、開演間近の熱気に包まれているんでしょうね。
この度の観劇の移動のために、「suica」を持つことにしました。
特に6月20日など、味スタに行く都合上、移動が京王線メインになるので
乗り換えの度に切符を買うわずらわしさを考えたら、この方が楽かと。
そうしたら以前、某100円ショップで見かけた金魚柄のパスケースが欲しくなって
捜してさまよい歩いてしまいました。
気が付いたら石和まで足をのばしておりましたよ。
一体こんなエネルギーがどこにあるんだ。
でもこれでめでたく、私もタッチ&ゴー(爆)。
明日のこの時間には私も帝国劇場の一員です。
どきどきしてきたー[E:happy02]
1週間切りました [舞台観劇]
「レ・ミゼラブル」の公演初日・そして私の今回第1回目の観劇まで
1週間を切りました。
私がこのミュージカルにはまる「きっかけのきっかけ」を作ってくださった
競馬漫画家さんの最新刊を読みながら、期待感にわくわくしております。
休暇の申請も、めでたく通過して参りました。
承認が下りたのはいいのですけど、どうやらその内1日は
私ともうひとりの同じ課勤務の方もお休みなんだそうで。
手薄になるなぁ。大丈夫かなぁ。
でも承認さえもらってしまえばこっちのものよね(爆)。
これで準備すべて終ったかなー? と思ったら、電車の手配を忘れておりました。
明日早速甲府駅に行ってきます。
観劇予定3 [舞台観劇]
<レ・ミゼラブル8月の観劇予定>
18日(土) マチネ
今後様子によってはあと1回くらい増える可能性もありますが
とりあえずはこの1公演。
実はこの日、ヴァンフォーレ甲府が国立競技場で
初めての主催ゲームを執り行う予定になっております。
相手は浦和レッズさんです。
またダブルヘッダーなのかい……[E:wobbly]
キックオフの時間や、また本当にこの日、国立競技場で試合が出来るのか
詳しいことがまだ正式には発表されていないので、ものすごい冒険です。
でもまぁ、夏の真っ只中ですし? 早くても16時より前の開始は有り得ないでしょー
と強行に突破いたしました。
山口祐一郎さんのバルジャンは過去2回とも2階席。
今回初めて1階の、しかもかなり前の方の席での観覧になります。
とっても楽しみ[E:happy01]
観劇予定2 [舞台観劇]
<レ・ミゼラブル7月の観劇予定>
14日 マチネ
14日 ソワレ
22日 ソワレ
基本的に「せっかく交通費かけて出かけるんだから
1回の観劇だけではもったいない!」と思ってしまう質らしいです。
根がほんとに貧乏性なんですね。
だから14日は「行ったついでに両方観て来る」昼・夜のダブルヘッダーですし
夏の青春18切符が使えるようになる22日は、千葉の久留里線を乗る旅がくっつく予定。
そして7月の予定がほぼ決まって一息ついたら
早くも8月分の抽選エントリーの受付が!
8月はねぇ、Jリーグの詳しい後期日程が決まっていないだけに
うかつに動くことが出来ないのが辛い所ですね。
でもほんとにめまぐるしいったら。
観劇予定 [舞台観劇]
<「レ・ミゼラブル」6月の観劇予定>
9日(土) ソワレ
11日(月) マチネ
20日(水) マチネ
先のこともあるので、6月はこれでほぼ確定ですね。
「20周年のお誕生日」11日の公演は予定になかったんですけど
eプラスさんのサイトで売れ行き状況をチェックしていた時に
ボタン操作を誤って購入してしまいました。実話です[E:sweat02]
取ったからには行きますですよ。
キャストは9日とほぼ一緒ですけど、特別のカーテンコールになるらしいですし。
あと必要なのは「お休みをもらう勇気」だけですね……。
取れたー [舞台観劇]
え〜、ヴァンフォーレの対ガンバ大阪戦のため、小瀬に来ております。
わかっていたけど、さくらがきれい〜。
とりあえず列に並んだあと同行者に留守番を頼んで
ローソンの「小瀬スポーツ公園前屋敷」へ。
「レ・ミゼラブル」のチケット取りです。
「水曜どうでしょう」のグッズ予約ではよく使っているロッピーですが
実はチケットは初めてなんですよね。
なんかヴァンフォーレのホームゲームのチケット発売日と重なったらしくて
何人かの列が出来ておりましてね。
ちょっと待たされてどうなることかと思いましたが
なんとか……と言うか、あっさり取れました。まぁ平日の昼公演だし。
しかも「ローソンチケットやるなー」と驚いてしまった程、前の席。
お花、多分飛んできます。どうしよう(笑)。
その日はヴァンフォーレも味スタで対FC東京のナイトゲームなので
1日お休みいただいて、昼間にミュージカル、夜にサッカーという
異種格闘技的なダブルヘッダーに挑みます。
いやぁ、楽しみだぁ。
「レ・ミゼラブル」のチケット [舞台観劇]
この夏の帝国劇場での「レ・ミゼラブル」。
先日インターネットによる抽選販売のエントリーがあって
6月分の結果が出て参りました。
2公演申し込んで1勝1敗。
しかも当たったのが、平日のマチネなので
まず大丈夫だろう、と思っていた本命ではなく
「ダメもとで」と半ばあきらめていた9日のソワレの方でしたので
いやぁもうびっくり、びっくり。
物事ってなかなかままならないものでございますね。
初日2日目のこのソワレ。
「日本初演20周年記念」のスペシャルキャストですよ?
よく当たったなぁ、ほんと。
早速チケットを引き取って来ました。
ほんとにすみっこの席ですけれど
思わず「ありがたや」と両手を合わせてしまったほど嬉しかったです。
今日は観劇 [舞台観劇]
友人に誘われ、1日仕事お休みいただきまして
「勝手知ったる」帝国劇場へ「Endlees SHOCK」を観に行って参りました。
ダンスを含めたパフォーマンスの多彩さ、すごさに
もう圧倒されっぱなしの3時間でした。
個人的には、マーラーの5番やヴェルディのレクイエムなんかにのって
繰り広げられたシェイクスピア劇がとても印象的でしたね。
やはりそこなんだ(笑)。
普段あまり触れ合う機会がない世界ですけど
たまにはいいものだなぁ、と思いましたね。
そしてこの夏の「レ・ミゼラブル」のチラシをGET出来て
すっかりご満悦な私めなのでした。
日生劇場の「レ・ミゼラブル」 [舞台観劇]
行ってきましたぁ、>『レ・ミゼラブル』
本当に何度観ても新しい発見と
新鮮な喜びがあります。
この作品に初めて接した頃は、歌と歌とをレチタティーヴォ
(チェンバロやオーケストラの伴奏によって歌うように語られる台詞)
でつなぐ、初期のナンバー・オペラみたいに思っていたのですが
ほとんど途切れることない音楽に身を委ねたまま、あれよあれよと
その世界に流されていってしまう感覚は、どちらかというと
ワーグナーやR・シュトラウスの「楽劇」の方に通じるものがあるような。
それにしても別所バルジャン。カーテンコールでファンティーヌを
お姫様抱っこするのは慣例になりつつあるんですかね?
昨年の観劇の際も目にしたんですが。
<余談で昨日の日程をば>
甲府発(3:27)―[E:train]日生劇場着(5:40)―開演(6:00)
終演(9:15)―東京発(9:44)―[E:train]自宅着(0:10)
もちろん寄り道をする余裕なんかほとんどありはしませんね。
でも無理を押してでも、体験しておいて良かったと思います[E:confident]
@かいじ号 [舞台観劇]
本日の業務終了!
これから日生劇場へ出かけてきます。
自動券売機で特急券を買おうとしたら、端数の20円の内10円を入れそこね
100円玉9枚、10円玉9枚というおつりを手にすることになってしまいました。
さいふがおもい……。
チケット(何とか)入手 [舞台観劇]
この4月、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の公演が
日生劇場であることを、ついこの間知りました。
こまめにチェック入れていないとだめですね。
ミュージカルはそんなに好き、という訳でもありませんが
この『レ・ミゼラブル』だけはなぜか別。
かなり出遅れてしまったので、どうしようかと迷いました。
しかし、たとえ劇場のすみっこでもいいから、やはり一度くらいは行っておきたい。
だめもと、と思いつつ調べてみたところ、まだ間に合うことが判明したので
その足で近所のコンビニへ、チケットを買いに走りました。
平日の夜公演ですけどね、またばたばたの日程になりますけどね。
都合9回目の『レ・ミゼラブル』へ、また近日出かけてきます。