宗太郎越え

今回の九州遠征はもう本当に「観光なし！　グルメなし！」ただひたすら鉄道に揺られるだけという乗りっぱなしの旅でしたので、報告する事も別にないのですが、ハイライトと言えば……
◇肥薩おれんじ鉄道（初）
◇日南線で志布志まで（２回め）
◇“普通列車”での宗太郎越え
のみっつ。

特に宮崎県と大分県をまたぐ区間は特急はそこそこ走っているものの、普通列車はほとんどないに等しく、普通列車にしか基本乗ることの出来ない青春１８きっぷの利用者には越すことが厳しい難所として有名なところです。県を分けている峠、および県境にある駅名から通称「宗太郎越え」。

＜現在走っている普通列車＞
上り　延岡→佐伯
６：１０→７：１９（南延岡始発６：０６）
１９：３３→２０：４４

下り　佐伯→延岡
６：１８→７：２６

今回私が使用した「旅名人の九州満喫きっぷ」も普通列車にしか乗れないものですので、ここを通過するとなったら別途乗車券+特急券を購入して特急に乗るか、いずれかの列車に「乗るため」の予定をあらかじめ立てておかなければなりません。と言う訳で中日は「翌朝の佐伯行き普通列車に乗るため」にどうしても延岡まで頑張ってたどり着いておく必要があったのですね。大変でしたけれども。

で延岡駅前で一泊し、１４日（月）朝佐伯行きの一番列車に乗ったと。特急で１回佐伯側から攻略したこともある「宗太郎越え」でしたが、普通列車で越えるのもまた違った感慨がありましたね。しかも特急列車の車両で（乗って来た車両はそのまま特急「にちりん」として、佐伯から大分方面へ走っていきました）。


３日間で九州をぐるっと１周。
長崎県には行けなかったけれど、出来るものなんですねぇ。