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青春18切符電車乗りっ放しの旅 [鉄道&旅のいろいろ]

H18夏・四国編① <きっかけはわかめ〜西へ西へ、ひたすら西へ>


金曜日の夜に「ムーンライトながら」でこちらを発ち、香川・徳島・高知と廻って「ムーンライト高知」にて戻ってくる。

物理的に可能なことは昨年の夏に気が付いていたのですが、まさかこんな過酷で無謀な計画を実行する勇気も、またこなしきる気力がある訳も無く、「行ったつもり」だけで満足しているハズでした。

しかしきっかけは実に意外なところからやって来るものでしてね。
昨年秋、地元で行われたJ2、ヴァンフォーレ甲府対徳島ヴォルティスの試合を観に足を運んだところ、徳島の観光協会の方がPRに訪れておりましてね、先着プレゼントとして思いもかけず鳴門の糸わかめをいただいてしまった訳ですよ。このわかめがまたおいしいのなんのって、感激しましたね、私。一緒にいただいた観光パンフレットを開いて眺めながら、四国へ、徳島へ行きたい!!!って気持ちがだんだんと募って参りまして、ものは試しだ行ってしまえ!……とまぁこんな経緯で今回の旅行は決定したのでございます。

「ながら」の切符も「高知」の切符も、ちゃんと1ヶ月前の10時打ちで手配しましてね。

8月4日、夜の8時ちょいと過ぎに甲府駅を出発。高尾・新宿と乗り換えて品川駅へ。少し早く着き過ぎてしまったのであたりを少しふらふらし、ちょうど入線してきた大阪行き寝台急行「銀河」のお見送りなどしながら時間をつぶします。11時20分頃、臨時の8番線ホームに「ムーンライトながら91号」が入線、寝酒の缶チューハイと明日の朝ごはんを手に入れて乗り込みます。

線路内に人が侵入したとかという関係で高崎・宇都宮・京浜東北各線に遅れが出ていて、その接続を待つために小田原駅で20分ほどのロスがありましたが、翌朝5時55分、時間通りに大垣駅へ到着。5分の乗り換え時間にみんなで走って連絡橋を渡ります。そして米原駅で播州赤穂行き新快速への乗り換え1分(笑)。10両編成での運転ですが、前の4両は姫路止まりでそこから先へは行かないんですね。もし姫路より先へこの電車で向かいたい場合、あらかじめ大垣駅の乗り換えの際になるべく後ろの車両に乗っていた方がよろしいかもしれません。

この旅最大の難関を突破して、後は電車に揺られるまま西へ西へと運ばれて行きます。明石海峡大橋がすごかったですねぇ。相生駅で山陽本線の電車に乗り換えて岡山入り……という手もありましたし、こちらの方が時間的に早い事もわかってはいたのですが、なんか面倒でそのまま赤穂線ルートを選択。赤穂と言えばお塩に忠臣蔵……ですが、播州赤穂での乗り換え時間もたった4分。途中下車で観光をする余裕すらほとんど無い旅ですから……。日生(ひなせ)の港で小豆島行きのフェリーなど眺めながら、10時57分無事岡山駅到着です。(続く)


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