SSブログ

Vol.20 ペールギュント [音楽的馬名列伝]

http://db.netkeiba.com/horse/2002100900/

ノルウェーの作家、イプセンが書いた劇の題名で主人公の名前。
グリーグが23曲の劇音楽を付けました。小学校の音楽の時間に聞かされるような、超有名曲ですね。
ただしその内容を見ると、とても小学生にふさわしいとは思えない波乱万丈ぶりなんですけど。


<あらすじを簡単に>
村の結婚式で花嫁をさらい、そのまま駆け落ち。
     ↓
駆け落ち相手を捨て、山の魔王の娘とねんごろな仲になる。
     ↓
魔王の宮殿から命からがら脱出。故郷に戻りソルヴェイグと所帯を持つ。
     ↓
母親の死をきっかけに、再び冒険心に駆られて出奔。
     ↓
各地を放浪して富を築くも、モロッコで詐欺にあい一文無しに。
     ↓
エセ予言者として成功。再び大金持ちに。
     ↓
アラビアの奥地にて女の色香に迷い、全財産を巻き上げられる。
     ↓
アメリカへ渡り、金鉱を掘り当てる。
     ↓
財宝を積んで故郷へと帰る途中、船が嵐にあって難破。
     ↓
一命を取り留めて故郷へたどり着き、ソルヴェイグのひざの上で息絶える。


ノルウェーの国民はえてして「冒険好き」だということですが
それを差し引いたとしても、改めてみればとんでもない男ですよね。     


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。