SSブログ

「パイレート・クイーン」 [舞台観劇]

本日は帝国劇場にてスペクタクル・ミュージカル・アドベンチャー「パイレート・クイーン」を観て参りました。

16世紀アイルランドに実在した女海賊、グレイス・オマリーを描いた作品ですが、エリザベスⅠ世女王と対峙した女海賊というと、私的には20年程前に『花とゆめ』で読んだ河惣益巳さんの「サラディナーサ」を思い出してしまいます。もちろん漫画の方はフィクションでしょうが、彼女はスペインだったし、率いていたフロンテーラ一族もオマリー一族のように「女の身で船に乗り、一族の長になるなんて」などと閉鎖的な集団ではなかったし。

話が逸れました。
閑話休題。

コミカルな宮廷シーン、華やかで圧倒的なアイリッシュ・ダンス、そしてとりわけティアナン役・山口祐一郎さんの「この命を」のナンバー。もう、山口さんの美声をたっぷり堪能出来る、素晴らしいバラードです。泣けました。これを聴けただけでも、観に来てよかったと思いました(大げさ)。

オケが舞台奥の配置というのも新鮮ですね。今回はB席でかなり上から見下ろしましたので、あんな所にオケがっ! と発見出来ましたが、1階席だとわからないんじゃないかなー?

作品としてあまり重くはなかったのでさらり、と楽しんでしまいましたが、クライマックスのグレイスとエリザベス女王の「今こそ世界は女の目で見るべき」。意外とテーマは深かったかもしれない。うーん。

 

サラディナーサ (第1巻) (白泉社文庫) Book サラディナーサ (第1巻) (白泉社文庫)

著者:河惣 益巳
販売元:白泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。